性格の特徴
コザクラインコは愛の鳥(ラブバード)と呼ばれているだけあって、とても愛情深く、飼い主にも非常に懐きやすい性格をしています。その反面少し神経質な部分やわがままな所もあるのが特徴です。そのようなマイナスの部分もコザクラインコの良い所でもあると思います。
一度懐くとべったり
飼い主をパートナーと認めると、常にずっと張り付いて離れなくなるほどです。しかし飼い主が大好きすぎるので、他のペットと仲良くしていると嫉妬てしまうことが良くあります。そのため一緒に遊そばないと、構ってほしくてずっと鳴いていたり、怒ってしまうこともあるようです。
自己主張がはっきりとしている
コザクラインコは気性が荒く、うるさいと言われがちですが、それは自己主張がはっきりとしている性格だからです。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとはっきりと主張します。そのためにうるさかったり、凶暴な性格、わがままだと思われがちです。しかしそういった部分もコザクラインコの良い所でもあると思います。自己主張が強いためしつけをする際は難しく手間がかかります。コザクラインコの性格をしっかりと理解して、愛情もって飼育できるか良く考えてから購入するようにしましょう。
神経質な部分もある
明るくて愛情豊かな性格ですが、神経質な部分もあります。飼い主に相手にされなくなったり、嫌なことがあるとストレスをためてしまい、毛引き症になってしまうことが多いようです。また一度飼い主に嫌なことをされると、人間が嫌いになって、咬みついてきたり、凶暴な性格になってしまうことがあります。そのためしつけや注意をする際は注意が必要です。
咬む力が強い
コザクラインコは咬む力が強く、中型インコ並みの破壊力があります。何でも齧ってしまう習性があるため、タオルやカーペットなどをボロボロにされてしまうことがあります。そのため部屋で遊ばせる際は注意が必要です。また縄張り意識が強く、懐いてる個体でもいきなりケージに手を入れた際に咬みついてくる場合があります。咬みついたからといって、いきなり体をつかんだり、たたいてしまうと、手を怖がるようになり攻撃的な性格になってしまうので注意が必要です。ケージに手を入れる場合は、声をかけながらゆっくりと行うようにしましょう。
性別による性格の違い
オスの性格はメスよりもおっとりしていて、一度懐くと常に飼い主から離れなくなるほど愛情深い性格をしています。
反対にメスは気が強く、凶暴な性格と言われがちですが、個体差があるので何とも言えません。メスでもベタベタになる子もいれば、オスでも全然懐かない子もいます。またメスの場合は、オスがいなくても飼い主に発情をして、卵を産んでしまうことがあります。当然無精卵なので雛が生まれてくることはありません。そして産卵をする際に卵が出てこなくなる卵詰まり(卵秘)になってしまうことがあります。そのようなトラブルが怖い方はオスを飼育した方が安心でしょう。
懐かせる方法
懐いてもらうにはヒナの頃から飼育するのが1番です。コザクラインコは神経質な部分があるため、成鳥からだと懐かせるのは難しいと思います。ペットショップで雛を購入して、飼い主がスポイトで差し餌をすることで、自分の親だと思い懐きやすくなるはずです。
手乗りの練習
雛から飼育して、飛べるように成長してきたら、手乗りの練習をしていきましょう。最初は手のひらで遊ばせて、手のひらの感覚を覚えさせます。慣れてきたら指の上に乗せて、つかまる練習をさせます。指にとまれるようになったら、名前を呼んであげたり、ほめてあげてください。このようにして手乗りを覚えさせていきます。
練習中に指を咬んでしまったら、すぐに辞めさせる必要があります。ヒナのうちは咬む力が弱く痛くありませんが、成長になったら危険です。ヒナが指を咬みそうになったら、おもちゃを与えて咬むのをやめさせます。この時に怒ってたたいてしまうと、怖がってしまい手の上に乗るのが嫌がるようになってしまいます。必ずおもちゃなどを使ってしつけをしてください。
最後に
コザクラインコは個体によって性格は様々なので、飼い始めたインコが気が荒くても、最後まで責任をもって飼育するように心掛けてください。
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