ヒョウモントカゲモドキの飼育、温度、エサについて

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキは爬虫類の中でも飼育がしやすく、性格も大人しいのでとても人気の種類です。英名がレオパードゲッコーなので略して「レオパ」とも呼ばれています。名前の最後にトカゲとついていますが本当はヤモリの仲間になります。この記事では飼育するにあたって必要な用品や、適した温度と湿度、餌について紹介しています。是非参考にしてみてください。

必要な用品について

ケージ

飼育容器を選ぶ際のポイントは通気性がよく、高さよりも底面積の広さで選ぶことが重要です。逃げ出さないようにフタの閉められるものであればプラケースでもアクリルケースでもなんでもいいでしょう。ケージの大きさは30cm×20cmくらいの底面積があれば大丈夫です。ヒョウモンは立体活動はしないので高さは体高の3倍ほどあれば問題ありません。

水入れ

水入れは ひっくり返らないようにある程度重さのある爬虫類専用の容器が適しています。水は悪くなりやすいので必ず毎日取り換えるようにしてください。

シェルター

ヒョウモンは臆病な性格なのでシェルターなど隠れる場所が大好きです。隠れる場所がないとストレスが溜まってしまうので必ず入れてあげるようにして下さい。専用のウエットシェルターがペットショップにおいてあるのでそちらを使うようにしましょう。ウエットシェルターは素焼き状になっており上のくぼみに水を 入れることで、内部の湿度を80%くらいに保つことが出来ます。脱皮をする際などには湿度が足りないとうまく脱皮ができなくなってしまうのでとても役立つアイテムです。また冬場はパネルヒーターの上に置くことで温かい環境を作ることができます。

メモ
ウエットシェルターで湿度を保とう!

照明

レオパは夜行性で特に紫外線などは必要としない生き物なので照明は必要ないでしょう。部屋の照明で十分です。強すぎる光は体色がくすんでしまうことがあるようです。また明るいとストレスになってしまうので むしろ光はあてない方がいいかと思います。鑑賞する際に弱めの照明をつけるくらいは大丈夫です。

床材

床材としてはキッチンペーパーやペットシーツが適しています。飼育容器の大きさに合わせて入れてあげましょう。キッチンペーパーは汚れた際に簡単に交換ができて常に清潔な状態を保つことができメンテナンス性に優れています。多くの個体を飼われているブリーダーなどでは特に支持されています。爬虫類専用のチップやサンドが販売されていますが、フンをした際には汚れた部分を綺麗に掃除してあげなくてはいけないので手間がかかります。掃除をさぼってしまうと病気の原因になってしまうので初めての場合はキッチンペーパーを使うことをお勧めします。

ヒーター

冬場の必需品ともいえるヒーター。レオパは比較的寒さにも対応できるので容器の上に引くパネルヒーターで大丈夫です。ケージ全体を温めるのではなく、必ず温めない場所も作ってあげることが大事です。ケージ全体を温めてしまうと体温が上がりすぎたときに逃げ場がなくなってしまい体調不良の原因になってしまうので必ずケージの半分かそれ以下くらいの面積にヒーターを敷くようにしましょう。冬場はシェルターの下に敷くことでシェルター内部の温度を効率よく温めることができます。しかし気温が下がりすぎてしまう環境や地方で飼育している場合は電球タイプの保温器具でケージ全体を温める必要があります。また夏場は必要ないかと思われますが好きな時に体温を調節できるようにホットスポットを作ってあげるべきです。

メモ
飼育ケージの半分に敷いてホットスポットを作ってあげよう!

夏場はシェルターの下では暑すぎるので他の何もない場所に敷いてあげましょう。市販されているプレートヒーターはサーモスタットという温度を調節してくれる装置が付いているのでコンセントにさしっぱなしでも大丈夫です。

適した温度と湿度

寒暖の差の激しい環境に生息しているレオパは暑さや寒さにはとても強い面を持っています。ヒョウモンに最適な温度は23℃~28℃が適しています。冬場は15℃を下回ってしまうと一時的に冬眠状態に入ってしまい体調が悪くなってしまうので気を付けましょう。湿度の方はだいたい60%前後で管理するのが良いでしょう。必ずケージの中に温度計と湿度計を入れて毎日チェックすることが大切です。またケージを置く場所にも注意が必要です。気温の変動が激しかったり、直射日光のあたる場所は避けなくてはいけません。

餌の種類と与え方

レオパは肉食性で主食は昆虫類です。通常はコオロギやミルワーム、ハニーワームなどはペットショップで生きた状態で販売されています。当然その昆虫を生きた状態で飼育してキープしなくてはいけません。また昆虫類の栄養状態も考えて栄養バランスの優れた餌を与えてキープする必要があるので意外と大変です。より栄養状態の良い餌をキープすることも爬虫類たちの健康状態を左右するのでそこも爬虫類飼育の醍醐味だと言えます。しかし餌用の昆虫たちはカルシウムの栄養が少ないので、爬虫類専用の粉末のカルシウム剤が販売されています。餌をあげる際に昆虫たちに粉末をまぶすことでカルシウムの栄養を補うことができます。昆虫をあげる際には基本的にピンセットで挟んで顔の前に持っていって食べさせるようにするのが基本です。コオロギを放し飼い状態でケージの中に入れてしまうとヒョウモンの体を齧って攻撃することがあるので必ずピンセットからあげるようにしましょう

メモ
昆虫を与える際には専用のカルシウム剤をまぶしてから与えましょう。

またレオパは目線の上からくる者に警戒してしまうので必ず地面スレスレで目線よりも下から餌をあげるようにしてあげてください。コオロギをあげる際には触覚や足が顔の周りに触れてしまうとビックリして食べないことがありますので、あらかじめ触覚や足をハサミでカットすると良いでしょう。飼い始めて最初の頃は餌として認識しないで食べない時があります。そういう場合は昆虫の頭を切って体液の汁を口の周りに付ける事で勢いで食いついてくれます。ピンセットからの餌になれるとレオパゲルなどの人工飼料にも餌付いてくれます。人工飼料にならすことでコオロギをキープする手間がなくなるので、飼育して数か月たったら人工飼料に切り替えても良いかと思います。またコオロギよりも栄養価が高いのでオススメです。
MEMO
人口飼料のレオパゲルは栄養価も高く、保存もしやすいのでおすすめです。

餌を与える量

エサを与える量ですが、赤ちゃんのうちは成長期ですので少量ずつをこまめに与えていき、大人に成長してきたら徐々に与える量を減らしていくのが基本です。まだ赤ちゃんのうちは毎日食べるだけ与えても問題ありませんが、大人に成長したら2~3日に1回のペースで腹八分目くらいの量を与えるように調節していきます。ハニーワームなどは脂肪分が多く太りやすいので注意が必要です。爬虫類全般に言えることですが肥満状態が続くと人間で言われる成人病みたいな状況になってしまい寿命が短くなってしまいます。ヒョウモンは上手く飼育すると15年くらいは長生きしてくれますが、肥満体で飼育してしまうと内臓に負担がかかってしまい6~7年くらいの短命で亡くなってしまいます。肥満を見分けるポイントは脇の下の肉がはみ出してきたら肥満だと思っていいでしょう。そういった場合はエサの量を徐々に減らしていき元の体型に戻していってあげてください。

ピンセット

昆虫類を与える際に必需品になるのがピンセット。ヒョウモンは勢いよく餌にとびかかってくるので、ぶつかってもケガをしないように材質は竹製のバンブーピンセットがおススメです。爬虫類専用のピンセットが売られているのでそちらを使いましょう。慣れてくるとピンセットを見ただけで近づいてくるようになるのでとても可愛いです。

メモ
ピンセットでケガをしないように竹製のものを使おう!

上手なハンドリングの仕方

爬虫類であるヒョウモンは人に触られて喜ぶということは残念ながらありません。しかしケージの掃除や病気など体調チェックの際に生体に触ることもありますので人間の手に慣らすことは大事なことです。ハンドリングする際には頭の上からいきなり掴んでしまうと天敵の鳥類に襲われたと思いビックリしてしまいます。ゆっくりと下からすくい上げるようにしてハンドリングを行うようにしましょう。

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