ハムスターの餌は飼育するうえでとても大切なものになります。エサによって健康や寿命に関係してきます。また与えるものによっては短命になってしまうこともあるので注意が必要です。今回はハムスターの餌について詳しく説明していこうと思います。是非参考にしてください。
ペレット(人工飼料)
ペレットとはハムスターに必要な栄養素を粉末状にして固めたもののことを言います。ペレットは総合栄養食のようなものと思ってください。ペレットはハードタイプとソフトタイプの2種類あります。若いうちは硬めのハードタイプを与えるようにして下さい。これは硬いごはんを食べることによって歯の伸びすぎを防ぐ効果があります。またペレットにはヒマワリの種とミックスされているものも市販されていますが、大好物のヒマワリの種ばかり食べてしまうので必ずペレットのみ入っているものを購入してください。年を取った個体にはソフトタイプでも問題ありません。
ハムスターに一番適したフードです。
小鳥のエサ(穀類)
小鳥のエサはヒエ、アワ、キビ、カナリーシードなどがミックスされたものを使うようにしましょう。食物繊維やビタミン、カルシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。ペレットで摂取できない栄養素の補給することができます。ハムスターにとってビタミンは毛なみを良くしてくれる効果があります。食物繊維は腸内環境を良くしてくれます。カルシウムは骨格などの骨の形成には欠かすことのできない必要な栄養素です。しかし穀類は脂肪分が多いので与えすぎると肥満になってしまいます。ペレット8に対して穀類2くらいを目安に与えるようにしてください。
穀類がミックスされたものです。栄養満点でお勧めです。
野菜類
野菜類はとても栄養価の高いエサで水分補給にもなります。毎日与える必要はありませんがたまに与えても良いかもしれません。しかし中には有害なものもありますので与える際にはよく調べてから与えましょう。また野菜は水分が多いので一度にたくさん与えてしまうと下痢になってしまうので、与える際は少しだけにしておいてください。そして必ず生のまま与えてください。生の方が栄養価も高く、歯ごたえがあり歯の伸びすぎを防いでくれます。一般的にはキャベツが入手もしやすく最適だと思います。食べやすい大きさにちぎってから与えてください。
野菜を乾燥したドライタイプのものです。生野菜よりも悪くなりにくいのでお勧めです。
キャベツ、ニンジン、カボチャ、ブロッコリー、小松菜、きゅうり、サツマイモ、白菜
玉ねぎ、ネギ、ニラ、芽キャベツ、じゃがいも、生の豆、アボカド、レンコン、銀杏、唐辛子、にんにく、しょうが、ごぼう、チョコレート
ヒマワリの種
ヒマワリの種ははハムスターの大好物で有名です。ビタミンも豊富で与えることで毛並みを綺麗にしてくれます。しかし脂肪分が多く与えすぎると肥満になってしまいます。肥満になってしまうと胃に負担がかかってしまい寿命が短くなってしまいます。ヒマワリの種は仲良くなる時に使うのが効果的です。ヒマワリの種を手から与えることで懐かせることができます。与える量は1日2~3粒くらいを目安に与えましょう。
おやつ
ハムスターのおやつにはドライフルーツやチーズ、ナッツ類などがあります。必ずハムスター専用のものを与えるようにしてください。また与えるととても喜ぶのでつい与えすぎてしまうので注意が必要です。おやつはハムスターと仲良くなる時などに与えると効果的です。最初人間の手を怖がっているときに、手のひらに乗せて与えると自然に慣れてくれます。
ハムスター専用のチーズです。骨や歯を健康に保つカルシウム分も多く含まれています。
与える量
一日に与えるエサの量は、ゴールデンハムスターが10~15g、ジャンガリアン、ロボロフスキーが3~4gです。体型や体重を見ながら与える量を調節していきましょう。
まとめ
ハムスターの餌は様々な種類がありますが、ペレットをメインに野菜や穀類を副食としてバランスよく与えるようにしましょう。ヒマワリの種は与えすぎに注意です。
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